現場の”あったらいいな”を自分たちで形にする

イベント現場では「もっと〇〇だったらいいのに」という要望が度々発生します。
わたしたちAZAは、そういった声を社内で共有し、機材の力やスタッフの技術力で解決できるように努めています。

しかし時には既存の製品やテクニックでは対応しきれないようなことも発生します。
サービス開発のヒントは、そういったこれまで気づかなかった課題の中で発見されます。

今回は積極的なサービス開発を行うための社内の取り組みや習慣についてお話します。

現場スタッフの目利きとコミュニケーション

そもそもサービス開発を行うには、業界のトレンドを敏感に察知する能力が必要です。
AZAのスタッフは、数々の現場経験とお客様とのコミュニケーションの中でその力を養っています。

また現場で得た生の情報を、フォームなどを活用して社内共有する習慣が根付いているのも重要なポイントと言えます。

日々の業務の中で蓄積される情報が、新たなサービス開発のヒントになるケースは非常に多いです。

イントレプレナー制度

"イントレプレナー(Intorepreneur)"
社内起業家。社内で新しい事業や企画を提案し、リーダーとしてそのプロジェクトを推進していく人。

AZAでは「イントレプレナー制度」と題し、新しい事業のアイデアを募集する制度を設けています。
アイデアを発案し、上層部と打ち合わせしながらビジネスとして成立させるためのプロセスを組んでいきます。
部署や年次に関係なく誰でも提案することができ、AZAの行動指針のひとつである「変化と挑戦」を体現する制度となっています。

2023年に新設された比較的新しい社内制度ですが、すでにこの制度から始まったプロジェクトがいくつか稼働しており、ローンチに向けて着々と準備を進めています。

研究開発メンバー

情報を集め、アイデアを創出することはもちろん大切ですが、イベント業界、映像・音響業界の役に立つサービスを実現するには、相応の技術力が求められます。

AZAにはそういった高い技術を求められるソリューションをご提供できるように、研究開発を専門に行うメンバーが在籍しています。
専門メンバーによる研究開発内容は、ICT事業システム販売事業の案件にも役立てられています。

自社開発ワイヤレスクリッカー

イントレプレナー制度をきっかけに生まれたプロジェクトのひとつが、ワイヤレスクリッカーの自社開発です。

前述の研究開発メンバーを中心に、営業部、技術部、メンテナンスサービス部がそれぞれの視点から意見を出し合い、AZAが考える理想のクリッカーを作ろうとしています。

機能や操作性はもちろんのこと、デザインにもこだわった唯一無二のプロダクトを生み出すために、様々な企業とクリエイターを巻き込んだ一大プロジェクトとなっています。
ちなみに、商品ロゴのデザインも今回インハウスで行っています。

2024年中のリリースを目標に目下開発中ですので、ご期待ください!

映像音響ITのことなら、
知識と現場経験豊富なわたしたちにご相談ください。
30年間イベント現場をサポートしてきたAZAは、豊富な知識と現場経験を蓄積しています。
お客様から高い評価をいただいている迅速かつ柔軟な対応力で、プランニングからオペレーションまでトータルにサポートいたします。

記事を書いた人

石平 理己

2018年4月入社 販促・マーケティング室 所属|AZAのコーポレートサイト、SNSなどメディア全般の管理運営を担当。バナー作成などインハウスデザイン業務も担当。